2011年6月22日水曜日

clean-up

月曜日、今や毎月の恒例行事となった栄のclean-up活動に行って来た。

patagonia名古屋店が主となっている活動で月に一度、短い時間だけれど
名古屋店周辺をゴミ拾いをする。

たまたま、『こういう活動をやってるんですよ』と誘われて行ったのが2年前の4月。
その時は、clean-upへのちょっとした興味と、
我が無印のお店も栄に3店舗も出店していたので地域貢献したいという気持ちがあり参加してみた。

実際に通りをゴミ拾いして歩くと、短い時間ながらも結構な量のゴミが出て驚いた。
交差点にはタバコの吸殻が溢れていたし、季節によってゴミの種類が変わっていくのも
不謹慎ながらおもしろかった。
小売は、お客様の心理を想像しお客様が欲しいものを欲しい場所に配置することが鉄則だが
ゴミを拾うのも同じで、捨てる人の気持ちを想像しながら探すと大体その場所にゴミがあった。
さらにゴミのまとめ方や、捨て方でその人がイメージ出来てくる。
ゆっくりランチを食べる間もなく、車で昼ごはんをかき込む営業さん、同僚たちと夜の街へ繰り出すぞと意気揚々と飲み干すマムシドリンク、交差点の信号待ちでちょいと一服を…などなど。
想像するだけで楽しい。
ちなみにウコンの力は毎回捨ててあったような…。さすが栄。

コンビニ前はゴミの宝庫
通りによってゴミの量が歴然と違う。

たまに一箇所で持ち時間を使い切ることもあったり


そして一年ぐらい前からゴミ拾いの後に隣のスターバックスでのコーヒー談話タイムも設けられるようになった。
clean-up活動にはスターバックスのスタッフさんも毎回参加しているのでご好意に甘えてコーヒーをご馳走になり、
みんなで持ち寄ったお菓子をつまみながらの歓談タイムだ。
 
参加メンバーに話を聞いてみると、clean-upに参加している理由はそれぞれだけど、
街をきれいにしたいという思いは共通認識だった。
大の大人が寄り集まって、繁華街のゴミ拾い談義に熱を上げている姿は、端から見たらシュールかもしれないけれど、僕にとってはゴミ拾いという単純作業にここまで熱くなれるみんながかっこよく見えた。

とはいえアウトドアを愛する人たちの集まりなので話が盛り上がりすぎて、しばしばゴミ談義から脱線した。
岩の話やサーフィンの話、山の話だったり旅の話だったり。
面白いのはそれぞれが自分のフィールドを持っていて、何かしらの専売特許があることだ。
だから聞いていて飽きないし刺激的な話ばかりだった。
というより、聞いていてうらやましくなったというのが本音かも。
そのぐらい、魅力的な人の集まりだった。
そういうわけだから自分が刺激されないわけがなく、
今までなんとなく想像の中でぼんやり描いていた自分の自転車旅行もこの空間にいるときは
はっきりと輪郭が見えたような気がした。

たぶん、このclean-up活動に出会ってなければ
今も自分は一歩を踏み出せていなかったかもしれない。
最初はちょっとのきっかけだったけど、そのきっかけが大きな一歩に繋がったことに感謝したい気持ちでいっぱいだ。
ありがとうございます!

自転車で地球を周るのもまずはペダルの一漕ぎから。
街をきれいにするのも一本のポイ捨てを無くす事から。

どんなことも小さな物事の積み重ねがとっても大事。

これからも街をきれいにしていってくださいね:-)
集めたゴミを仕分けして


毎度恒例の集合写真
餞別にキャプリーンTといなっピーバッチをもらった。稲沢市民の夢を乗せ私は走ります!ありがとうございます!!



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