その日の午後。走行距離が20000kmの大台に乗った。
地球約半周分にあたる距離を走ってなお、南北アメリカを走りきれていない矛盾はそれだけ地球が
曲がりくねっていて、凹凸だらけということ。
だけど、それが走り甲斐ってもんだ。
真っ直ぐな道が続く。
今日の寝床はこちら。
地平が続く…。
どこまでも…。
まだまだ続くよ…
今日はここまで。
果てなく続くよ…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
まじ続きすぎ。
これは完全に飽きた。
そして風がずぅっと向かい風で吹いている。
タランパヤを出た直後は、この風があの渓谷を作り上げたんだし
文句ばっか言っちゃいけないよなって思ってたんだけど、
今やそんな気持ちは無い!
風吹くんじゃねー!うぜー!!
と地平に向かって吐き続けた。
しかし、そんなことをしたところで状況が変わるわけではないので、ちまちまちまちま漕ぎ進める。
わけの分からないところからサイクリングロードが始まった。
標識だって自転車仕様。
でも景色が変わるわけでもなし。
発狂寸前。
この辺りから数kmおきにアサード台が登場。
こんなとこで誰がやんだよ!って思ったら、けっこうやってる人がいた。
まったくアルゼンチン人はBBQ好きだな。
久しぶりの大きな街サンファンのガソスタにはシャワーが併設されていた。
しかも直接シャワールームに乗りつけ 笑
今日もキャンプだぜ!
タランパヤから外れていたルタ40再び。
あとちょっと!
都市の香り…
着いたー。
ワインの都メンドーサ。
3ヶ月くらい時間が経ったかと思ったけど、3日くらいしか走っていなかった。
気の遠くなる地平線。
ここでしばし休養したら、もうすぐチリにカム・アゲインだ!
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