昨日の遅れを取り戻すべく、夜明けとともに出発。
幸いにして風は昨日よりも弱まった。
スペインでの走り方を若干ながら昨日でコツはつかめたので、
迷ってしまう市内には入らずヘレスの街をスルー。
郊外を一気に突っ切ります。
さすがヨーロッパは空の足が発達していて、空を見上げる旅に何かしら飛行機が飛んでいる。
気がつくと空は飛行機雲だらけに。
それにしてもスペインのこの地域は風力発電以外にも太陽光発電も盛ん。
この地域は夏は40℃越えもザラって言うか
ら夏場にここ走ったら熱風ドライヤー地獄で泣きをみるだろうな。
ほんでもって午後過ぎにセビージャに到着。
ここはスペイン第四都市だそうで、先日のアルヘシラスすらを凌ぐ大都会だった。
病院。
街道沿いの団地。
サッカー、レアル・ベティスの本拠地(この日はベティス対セビージャのセビージャダービーだった)
市内に入ると復活する、忌まわしきサイクリングロード 笑
トラムの線路が走る市内。
とまぁ、都市機能として必要なものはひと通り備えられていた。
こんなに揃っているところ中南米だったら首都クラスにならないとないぞ。
違う地域に来たのだから、いい加減、南米との比較は止めにしたほうがいいとは思うのだけれど、
なにせ1年半以上に渡ってどっぷり浸かっていたのだから比較せざるを得ない。
それにここは南米諸国の旧宗主国。
セビージャのカテドラルは南米のどこよりも壮大かつ、細やかなディティールが印象的だった。
まぁ考えてみれば、南米のコロニアル都市よりも、はるかにスペインの方が歴史が長いのだから
カテドラルが立派なのも当たり前なのか。
さくっとカテドラル周辺を見学した後は、目星をつけていたホステルへ。
この週末からフィエスタということで空きがあるか心配していたが、なんとか投宿することができた。
セビージャでどうしてもやらなければいけないこと。
それは飛行機のチケットをとること。
なぜ飛行機のチケット?かと言いますと…
話はモロッコのメクネスにいた頃まで遡る。
その夜、僕はヨーロッパで自転車のパーツを新調すべくイギリスからスペインへ局留めで
ネット通販をしようとしていた。
ちょうどセビージャだと郵便局も分かりやすい場所にあったのでセビージャの受け取りがいいな、
と通販の手続きをしていて、クレジットカードの番号を入力し購入手続きをポチッと…
と思ったらいくらやっても最後の決裁がうまくいかなかった。
まさか…と思って調べてみると案の定、やはりクレジットカードが止められていたのだった。
すぐにカード会社に連絡すると、このカードが不正使用の疑いにより使用停止措置を取ったとのこと。
はぁぁー、パラグアイについでまたっすか。
これで僕のクレジットカードは2枚とも全滅してしまったのだ。
ついてないというか、なんというか。。。
残るカードは1枚。
国際キャッシュカードだけで、これはクレジットカード以上に頻繁に使っているので
もう既に番号をスキミングされている可能性が高かった。
さすがに現金を引き出せない状況で、おいそれと旅行をしているわけにも行かなかったので
このタイミングで一時帰国をしようと決めたのだ。
もともと自分の持病の薬の補給などでヨーロッパを走り終えたら、一時帰国はしようと思っていた。
それが数ヶ月早まっただけだし、思いの外スペインから日本への往復チケットが安かった。
さっきも言ったように、地域が変わっても南米と比較してしまう悪いクセを払拭するためにも
一時帰国はいい切り替えになるかもしれない。
怪我の功名ということで前向きに一時帰国を早めることにしたのだ。
そんなわけでネットのほうが安いけど、現金の使えるセビージャの旅行代理店で帰国のチケットを購入。
これで後は最後のカードがどうなっても日本に帰れる。
帰国までは2週間強。
それまでにスペイン北部レオンという街を目指す。
そこに大学時代の友人が住んでいるので、そこで自転車を預かってもらうことにした。
その前にポルトガルにも寄って、ユーラシア最西端のロカ岬も行くことにした。
南米最南端以降、目標が見えずなんだかその日暮らしのぼんやりとした走行が続いていたけれど、
一時帰国が決まったことで、急にこの先の輪郭が浮かび上がってきた。
怪我の功名とはよく言ったものだけれど、カードのスキミングのおかげで随分と
走りに意欲が付与されたような気がしている。
だってお金が引き出せないんだもの 笑
まぁともあれ、旅の前半戦は残り僅か。
楽しんでいこうと思う。
幸いにして風は昨日よりも弱まった。
スペインでの走り方を若干ながら昨日でコツはつかめたので、
迷ってしまう市内には入らずヘレスの街をスルー。
郊外を一気に突っ切ります。
さすがヨーロッパは空の足が発達していて、空を見上げる旅に何かしら飛行機が飛んでいる。
気がつくと空は飛行機雲だらけに。
それにしてもスペインのこの地域は風力発電以外にも太陽光発電も盛ん。
この地域は夏は40℃越えもザラって言うか
ら夏場にここ走ったら熱風ドライヤー地獄で泣きをみるだろうな。
ほんでもって午後過ぎにセビージャに到着。
ここはスペイン第四都市だそうで、先日のアルヘシラスすらを凌ぐ大都会だった。
病院。
街道沿いの団地。
サッカー、レアル・ベティスの本拠地(この日はベティス対セビージャのセビージャダービーだった)
市内に入ると復活する、忌まわしきサイクリングロード 笑
トラムの線路が走る市内。
とまぁ、都市機能として必要なものはひと通り備えられていた。
こんなに揃っているところ中南米だったら首都クラスにならないとないぞ。
違う地域に来たのだから、いい加減、南米との比較は止めにしたほうがいいとは思うのだけれど、
なにせ1年半以上に渡ってどっぷり浸かっていたのだから比較せざるを得ない。
それにここは南米諸国の旧宗主国。
セビージャのカテドラルは南米のどこよりも壮大かつ、細やかなディティールが印象的だった。
まぁ考えてみれば、南米のコロニアル都市よりも、はるかにスペインの方が歴史が長いのだから
カテドラルが立派なのも当たり前なのか。
さくっとカテドラル周辺を見学した後は、目星をつけていたホステルへ。
この週末からフィエスタということで空きがあるか心配していたが、なんとか投宿することができた。
セビージャでどうしてもやらなければいけないこと。
それは飛行機のチケットをとること。
なぜ飛行機のチケット?かと言いますと…
話はモロッコのメクネスにいた頃まで遡る。
その夜、僕はヨーロッパで自転車のパーツを新調すべくイギリスからスペインへ局留めで
ネット通販をしようとしていた。
ちょうどセビージャだと郵便局も分かりやすい場所にあったのでセビージャの受け取りがいいな、
と通販の手続きをしていて、クレジットカードの番号を入力し購入手続きをポチッと…
と思ったらいくらやっても最後の決裁がうまくいかなかった。
まさか…と思って調べてみると案の定、やはりクレジットカードが止められていたのだった。
すぐにカード会社に連絡すると、このカードが不正使用の疑いにより使用停止措置を取ったとのこと。
はぁぁー、パラグアイについでまたっすか。
これで僕のクレジットカードは2枚とも全滅してしまったのだ。
ついてないというか、なんというか。。。
残るカードは1枚。
国際キャッシュカードだけで、これはクレジットカード以上に頻繁に使っているので
もう既に番号をスキミングされている可能性が高かった。
さすがに現金を引き出せない状況で、おいそれと旅行をしているわけにも行かなかったので
このタイミングで一時帰国をしようと決めたのだ。
もともと自分の持病の薬の補給などでヨーロッパを走り終えたら、一時帰国はしようと思っていた。
それが数ヶ月早まっただけだし、思いの外スペインから日本への往復チケットが安かった。
さっきも言ったように、地域が変わっても南米と比較してしまう悪いクセを払拭するためにも
一時帰国はいい切り替えになるかもしれない。
怪我の功名ということで前向きに一時帰国を早めることにしたのだ。
そんなわけでネットのほうが安いけど、現金の使えるセビージャの旅行代理店で帰国のチケットを購入。
これで後は最後のカードがどうなっても日本に帰れる。
帰国までは2週間強。
それまでにスペイン北部レオンという街を目指す。
そこに大学時代の友人が住んでいるので、そこで自転車を預かってもらうことにした。
その前にポルトガルにも寄って、ユーラシア最西端のロカ岬も行くことにした。
南米最南端以降、目標が見えずなんだかその日暮らしのぼんやりとした走行が続いていたけれど、
一時帰国が決まったことで、急にこの先の輪郭が浮かび上がってきた。
怪我の功名とはよく言ったものだけれど、カードのスキミングのおかげで随分と
走りに意欲が付与されたような気がしている。
だってお金が引き出せないんだもの 笑
まぁともあれ、旅の前半戦は残り僅か。
楽しんでいこうと思う。
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