早いもので仕事は土日の出勤を残すのみとなった。
残り僅かな出勤ではあるが、特別感慨深さがこみ上げて来る、という訳でもない。
ただ、思い起こせば色んなことがあった四年半だった。
改装あり新店あり、移転ありと赴任先でことごとくイベントごとがあり立ち止まる時間はなかった気がする。
文字通り突っ走った四年半ではなかったろうか。
仕事は楽しかった。
売上を積み重ねることはシンプルで奥が深かったし、
自分の働きがお店の浮沈を握るダイレクトさはとてもやりがいを感じた。
同時にたくさんの失敗もした。
その度に会社に守られている自分に無力感を感じた。
会社に居続ければきっと飯に困ることのないぐらいの給料をもらい、
失敗してもある程度の寛容さの中で働くことが出来ただろう。
だけど…
この会社しか知らずに、この先30年余年働き続けれるだろうか?
好きで入った会社で好きな仕事をさせてもらっているわけだけれど
この世界しか知らないことはとてももったいないことに思えた。
幸いにして、うちの会社はアルバイトから働ける会社だ。
外の世界を見て、やっぱりここしかないと思えたら門戸は開いている。
また、やり直せばいいのだ。
大きくなって帰ってきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿