2011年7月15日金曜日

Road to Calgary

ルームメイトのグレゴは僕より一足先にレイクルイーズへと旅立った。
最初は、バスで行くって言ってたが途中で気が変わったらしく、ヒッチハイクで行くことになった。

出発の前に、二人でバンフの街をブラブラ。
有名なアイスクリームを食べたり、ボウーリバー沿いを散歩したりした。

グレゴを見送った後、宿に戻ってのんびり。ネットをしたり、日本に手紙を書いたり…
バンフのユースホステルは、立地は小高い山の上にあるのだけれど、かなり快適に過ごせるのでここを去るのは少し名残惜しい。
しかし、そうは言ってはいられないので僕も明日の出発に向けて色々と準備。ここまでの旅でいるものといらないもの、使い勝手の頻度など少しずつ装備が最適化しつつあるので、ここでいったんパッキングをやり直した。

バンフの最後の夜に、カルガリーでワーキングホリデー中の高野くんという男の子がグレゴが使っていたベッドに入ってきた。外に出て少しおしゃべり。久しぶりに日本語でしゃべれた。日本語なので思ったことがスムーズに言えることへの嬉しさと、いま話している内容を英語で上手くコミュニケーションをとることが出来ればな、なんて思ったりした。
明日はカルガリーに向けて早めに寝なきゃいけなかったが、色々やっているうちに3時を回ってしまった。

それでもなんとか7時に起きて9時には高野くんに見送られ出発。
4日ぶりの自転車で心配だったが案外ペダルは軽くて安心した。
さらバンフ
スリーシスターズなる山。この手の名前はよく耳にするがスリーブラザーズというのは聞かないのはなぜか。

予想通り、道はフラットとはいかないもののアップダウンが少なく、快調に山々を縫うように走る。
キャンモアの街を抜けると一気に辺りには平原が広がった。


どこまでも続きそうな地平線
写真を見るとすごく走りやすそうに見えるかもしれないが、実際はなぜかバンフの山を走っていたときの方がスピードを出せた。ここは遮るものがない平原なので風が向かい風だと一気にペースダウンしてしまうのだ。それにあまり景色にも変化がないから、進んでいたとしても実感がわきにくい。
“こんなところ走ったら気持ちいいだろうなー”と思ったそこの彼方!現実はそんなものなんです。

さてバンフからカルガリーまでは約120キロ。少し頑張れば一日で辿り着く距離だが、そこはカナダ有数の大都市。宿が高そうだ。
さらにちょうど今日からスタンピードという開拓時代のカウボーイ達のお祭りが開催され、カナダはもちろんアメリカからもたくさんの観光客たちが押しかける日とかぶってしまったのだ。
バンフでカルガリーのホステルを予約しようとしたが、期間中は予約で埋まってしまっている。その他のモーテルもハイシーズン料金でべらぼうな価格設定だ。

カルガリーでは友人と会う約束をしていたので、何泊かする予定だったのだけれど貧乏旅行者にとってこういうイベント事と重なると、懐が痛い…。まぁ現地に行って探せば多少安い個人経営のモーテルくらいあるだろうと結局ノープランでカルガリーへ向かったのだった。

この日は宿代を節約するため、カルガリー手前のキャンプ場でキャンプ。
しかしここも32ドルとかなり高かった。ホットチョコが無料サービスだったのでありがたく3杯ほど頂戴し、さらに水筒にも頂いた。
さぁ明日は、上手いこと安い宿が見つかりますように!!

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