昨日は宿に入るとすぐに大粒の雨が振り,夜には雷が鳴った。
この雷が凄まじく、近くに落ちたのではないかと思うぐらい激しい音と衝撃が夜通し鳴り響いた。
久々に恐怖を感じた夜だった。
明け方になっても雨は止まず、ホテルの薄い天井をバチバチと叩いた。
雨が降っているとはいえ、延泊は考えられなかった。
このホテルの周りには商店が何もなく、残り少ないコロンビア生活を逆算すると
ここでこれ以上お金を使うことは許されなかった。
パストまで残り30kmと1000mUP。
昨日に比べればまるで大したことがないので雨が止むのを待って少し遅目の出発となった。
出発前、手持ちの携帯食料がそこをついていた僕に、宿の主がコーヒーとパンを振る舞ってくれた。
朝、体が少し冷えていたので有難くコーヒーとパンを頂き、見送られて出発。
今日は昨日とはうって変わって、なんの変哲もない単調な森の山道を上った。
加えて天気も回復の兆しは見えない。
それどころか、一時的に土砂降りに振られる。
レストランに避難し雨をやり過ごす。
雨に振られ、あまり変わり映えのしない道を走ると
上りの疲れこそないが、時間がとても長く感じられた。
久々に見たリュウゼツラン。
滝。
3時間ほどかかってようやく頂上へ。
峠にあったガソリンスタンドで少し休憩を入れようとするが、ここでまた犬が襲いかかってきた。
まったく、お前ってやつは…!!
しかし、客に犬が襲い掛かるお店って、お店として終わってる気がするのだが。
しかたないのでそのまま下る。
やはり下りは気持ちがいい。
天気は冴えないが、自分で上った道を下るというのは何にも代えがたい気持ちよさがある。
脇を流れるのどかな風景を眺めながら下っていると突然街が見えた。
あれがパストの街だ!
ようやく着いた。
にしても想像よりずっと大きな街だ。
市街地突入。
しばらく走って、セントロの予め調べておいた宿へ。
この宿の隣にえらく綺麗なホテルが併設されていた。
その名もLOFT HOTEL
この手のホテルでもメデジンの時は割と安く泊まれたので一度訪ねてみることに。
「一泊いくらですか?」
『10万ペソね』
「すんません、お門違いでした~」
桁が一桁違った…
とゆうことで、結局KOARA innへ。
信頼の1万7千ペソ(800円)
チェックインして荷物を運び入れようとすると、ちょうど外は土砂降りの雨が降り出した。
ギリギリセーフ!
ここで今日明日ゆっくりすることにしよう。
いやぁ、無事に走り抜けられてよかった。
宿のチラシを見て訪ねた中華料理屋。爆盛りすぎる。
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