2013年6月12日水曜日

初ものづくしのアラブ世界

マラケシュのスークはまるで迷路のよう。
割と方向感覚に自信のある僕だったが、あっという間に迷子になった。
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歩く旅に四方から『ミルダケタダ』なんて胡散臭い日本語が聞こえてくる。
モロッコ人はウザいと旅行者の間では評判なのだが、今のところそのウザさも楽しい。
誰か僕に絡んでこないかな?スークの奥へ奥へと、わざと迷いに行く感覚が新鮮だった。
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コーラもアラビア文字です。
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モロッコ人の商売人気質は世界有数だ。
ある時、街の外れにある皮なめし工場へ流れ着いた。
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200円ほどで工場見学が出来るというので、入ってみるとひと通り見学を終え、
出口に向かうと出口には待ってましたとお買い物コーナーが待ち構えている。
そこの親父もなかなかの曲者で、表情豊かに買ってくれと訴えかけてくるのが憎めない。
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モロッコには定価という概念がほとんどない。
だからモノを買うときはいつも交渉が必要だ。
たいてい、相場の10倍くらいの値段でふっかけてくるので、粘り強く交渉が必要になる。
だから買いたいモノの相場を知ってないと痛い目を見る。

皮なめし工場で、散々値段交渉をしてカバンを一つ買ったのだが、
あとで他の商店の親父に聞いたら、それでも相場より高い値段だと言うことを知った。

スークの奥にあるベン・ユーセフ神学校。
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幾何学模様のタイルと凝った意匠の彫刻が素晴らしい。
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マラケシュの中心、フナ広場を見下ろせるレストランから。
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夕暮れ時、屋台がどんどん出来上がっていく。
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広場に下りるとそこはお祭り騒ぎ。
屋台の客引きや、蛇使い、行商人たちあらゆる人たちで溢れかえっている。
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これは竿の先につけた輪っかでペットボトルをすくい上げるゲーム。
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簡単なようでかなり難しい。
そして、ゲームへの参加料金は普通にペットボトルを買うのと同じ料金というところがモロッコらしい。

ようこさん、ひろさんは一足先に旅立って行った。
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さて、僕もそろそろ走り出しますかね~。

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