2013年6月26日水曜日

アゴバラ~アズルーまで



緑の絨毯は丘陵地いっぱいに敷かれ、そこに生える草を食む羊の影。
赤・青・黄色の花々が爛漫に咲く街道は、ここがモロッコとは思えないほど。
のんびりとした時間がかすかな湿度と共にあたりに立ち込める。

翌日は雨が降った。
カナリア海流の冷気を含んだ春雨は、震えるほどに冷たく
僅か2時間走っただけで体の芯から冷えきってしまった。

ただ、こんな雨もアトラスの向こうじゃ見れなかったこと。
 シトシトと大地に落ちる雨粒は芽吹きの源。
雨が春を運んでくる。
春が雨を運んでくる。

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