北米情報 バンクーバー~バンフ国立公園~カルガリー~グレイシャー国立公園~
イエローストーン国立公園~ソルトレイクシティ~グランドサークル~
アルバカーキ~エルパソ
総走行距離5445km ■道路 カナダ、アメリカ共に主要幹線を走る分には問題なし。
アメリカのインターステートハイウェイは路肩も広く、路面状態も良好。
高速走行を目的としているため、比較的平坦&真っ直ぐに作られているので
非常に快適。
但し、交通量は多いので都市部では無理に走らず側道を走ったほうが無難。
また、こちらが思っている以上に車は速いのでEXIT付近を跨ぐ際は、 路側帯がしっかり確保できるところまで渡らない方がよい。
それと州によって通行禁止の州がある。
今回の通ったルートではユタ、ネバダは禁止。
どうしても走らざるを得ない場合は早朝や、日曜日を狙って走る。 比較的ハイウェイパトロールが少ない(と思われる) USハイウェイに関してはピンきりで路面状態が良い場合もあり
悪い場合もある。 体感としては側にインターステートが走っていると、
割と道路のメンテ状態は悪い傾向がある。 路肩も充分にとられていたのが突然なくなってしまったりするので注意が必要。 北米では、大半の道路で車の脱線防止のために路肩と本線の境に連続した窪みが
掘られているので基本的に路肩を走っていれば接触事故は防げると思う。 たまに路肩だけ、路面状態が悪い場合があり、本線に出たくなるがそこは我慢しよう。 スピードは出なくても進んでいることにはかわりないので、事故っては元も子もない。
■補給 大抵30km~40km程度ごとにガソリンスタンドやストアがある。 そのため無駄にたくさんの水を運ぶ必要はないと思う。 ガソリンスタンドでは食品は割高だが、飲み物に関しては2つ買うと割引になる
ミックスマッチが設定されているドリンクを狙えばスーパーで買うのと大差ない。 また、カップにセルフで注ぐドリンクが安い。 ガソリンスタンドや地域によって値段にかなり差があるが、
Circle Kでは1Lで40円ぐらいだった。 ほかでも大体1L 100円くらい。 ちなみにこのカップをリフィールとして再利用するとさらに割引になる。 値段も魅力的だがさらにこのメリットは氷が手に入ることである。 常温になったドリンクと冷えたドリンクでは飲んだ時の体力の回復度が段違いに違う。 僕はいつも半分を休憩で飲んで、残り半分を氷と共に水筒に入れていた。
■食事 意外かもしれないが各種チェーンファストフードは幹線道路沿いのある程度の規模の街まで
行かないとあまりない。 サブウェイだけは田舎町でもよく見かけた。 ハンバーガー、ピザ、タコス、サンドイッチ、中華がほとんどで大体ドリンク入れて7$くらい。 マック、バーガーキング、スターバックスはWi-Fiが無料で使える。 ■宿 モーテル、キャンプ場ともに豊富。 モーテルは最安20$~100$超といったところ。 モーテルの値段については街によりかなり異なっていて法則性も不明。 それでも割とインターステート沿いは競争原理が働くためか値段は抑えられている。 ガソリンスタンドでモーテル情報のフリーペーパーが配られているので
それを見て街の相場を抑えておくとよい。 チェーンのモーテルではMotel6が最安で、中級がSuper8やDays innなど。
高級モーテルはBest Western、Quality innなど。 個人経営だとだいたいその街のMotel6と同じ値段~5$くらい安く、
値引き交渉も割といける(消費税程度) ただし個人経営は当たり外れも多いので、不安があれば先に部屋を見せてもらおう。 たまに大当たりもある。 キャンプ場は10$~25$程度。 料金により、水場、電源付きのサイトもあるが、
大抵シャワールームに電源が用意されているので なくても特に不便はしないだろう。ただし充電中は自己管理となるので気をつけよう。 RVパークというキャンピングカー向けのサイトが大抵どの街にもある。 たまに自転車お断りの場合もあるので注意。 KOAというチェーンのキャンプ場もあるがかなり割高(最低20$以上かかる) 高いだけあって、プールやランドリー、Wi-Fiにストア完備と至れり尽くせり。 ストア内にテーブルが用意されている場合がほとんどなので、
テントを寝るだけの場所と割り切れば下手なモーテルよりも快適に過ごせる。 国立公園内のキャンプ場ではハイカーズサイトというシェアサイトがある場合があり
格安で泊まれる(5$程度) シャワーがないサイトもけっこうあるがトイレから水が補給できるので 濡れタオルで体を拭くぐらいはできるので不便はしないだろう。 ■野宿 野宿の方法は2通り。 人目につかないところでこっそり野宿か、
あえて人目につくところで堂々と野宿するか(誰かが見ていることで防犯効果) どちらを取るかは人それぞれだが、僕は後者のほうが気が楽である。 理由は、わざわざ道路から外れて野営地を探し、
見つからないよう明かりは最小限で朝素早く撤収よりは ガソリンスタンドや公園で野宿した方が、簡単かつ水場も確保できる。 明かりや音で眠れないということは少なくとも僕はない(熟睡出来ていないことは確かだが) ■地図 Rand Mcnary社の地図を使用した。10$程度。大抵のガソリンスタンドに売っている。 サイズがいくつかあるがA4サイズぐらいのものが便利。 このサイズの利点として、地図としてはかなりアバウトだがこのアバウトさが
丁度ストアがある街だけを掲載している。 このサイズの地図に載っている街は十中八九ストアがある。 補助として小さな街や、裏を取るためにGoogle Mapや無料の州地図をあわせて併用した。 州地図はガソリンスタンドにある場合もあるが、
各町のVisitorCenterへ行くと確実に手に入る。 Google MapでGas、Motel、Campなどで検索をかけてると結構ヒットするので
それで街の施設にあたりをつけておいた。 ※後で知ったが、アメリカのキャンプ場情報を網羅したAndroidアプリがあるらしい。 Walmartで販売されているRand Mcnary社とのコラボ地図が良い。 内容は一緒で巻末にWalmartの全米地図がつくので補給や街の地図を知る一助になる。 ■国境 カナダ~アメリカ アメリカは帰国便のチケットがないと入国出来ないので、
わざわざ帰国便のチケットを用意したが実際はノーチェックだった。 それどころか、『メキシコ国境でちゃんとI-94を返却するように』と言われた。
見ぬかれてました… これは僕が季節限定のマイナーな国境を通ったこともあるかもしれない。 カナダ出国は特に手続きなし
アメリカ~メキシコ エルパソから出国。アメリカ出国に関しては全くノーチェックだが、
I-94のカードを返却しなければならないので忘れずに。 西の橋のメキシコから入国する側にアメリカのイミグレーションがあるので
逆走する形でイミグレーションに行く。 回転ゲートを超えると戻れなくなるので要注意。 メキシコに入ったら、東側の橋にメキシコのイミグレーションがあるので
そこで入国手続きとツーリストカードの取得。 これとは別に入国税(僕の場合260ペソ)を銀行で払わなければいけない。 銀行に行ってツーリストカードを提示すると行ってくれる。
外資の銀行でもやってくれたのでどこの銀行でもやってくれると思う。 支払いはメキシコ出国までにやればいいようだがファレスを抜けると
検問がたくさんあるので、 ややこしいことになる前にファレスで払っておくのがよい。 銀行は、セントロ周辺に行けばいくつかある。
不安ならアメリカ側にいるときに調べておこう。 ■その他 セーフウェイやVONSなどの大手スーパーでは会員になると値段がかなり安くなる。 その場で会員になれるので入っておくとお得(日本の住所可) 国立公園巡りを考えている人は、National Park Passが80$で購入可能。 一年間National~とつく施設は大抵フリーパスになる。 僕が必死に国立公園巡りをしたのはこの元を取るためである(笑) 州立公園やモニュメントバレーなどは適用されないので注意。
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