2011年10月28日金曜日

近くて遠いサカテカス

ここサカテカス州北端の街ファンアルダマから州都のサカテカスまでは約200kmの距離。
2日で届く距離だが、山がちな地形を考慮し3日に刻んでいくことに。

まずは70km先のRio・Grandeへ。
山がちといってもこんな平地もあり穏やかな風景が広がる。
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標高を稼ぎます。
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70km程度の距離だと大体3時前には走り終えることができるので、
街でゆっくりできてとっても楽チン。

Rio・Grandeの街は幹線路から少し2~3km外れたところにあるのだが、けっこう大きな街らしい。
にも関わらず、非常に道幅が狭く、どれがメインストリートか分からずセントロに着くのに少々苦労する。
メインストリートと思われるところはこんなかんじ。
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セントロには2件あったホテルのうち立派な方をチョイス。280ペソ。
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なぜ、立派な方にしたかというと、実はどうもこのところお腹の調子が悪かった。
持病が悪化してしまったかと思って、慌てて食後にきちんと薬を飲んだりしていたのだが
あまり回復の傾向は見られなかった。
となると恐らく原因は食事。一つ心当たりがあってゴメスパラシオのホテルの向かいで食べたタコスがどうも怪しい。
不足の事態に便座なしはしんどいと思って、こちらのホテルをセレクトしたのであった。

で、このホテル、今までのメキシコホテルの中でも最上級の居心地だった。
もちろん水まわりはパーフェクト!
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メキシコにしては珍しく、レンジと冷蔵庫も完備していた。
もっとも、あとでレンジを使おうとしたら故障していたことが判明したが…

支払った280ペソを回収するべく部屋でゆっくり過ごすのもよかったが
ソカロに面した好立地ということもあって、すぐに街中探索へ。
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自転車で市内に入った時は煩わしく感じた道の狭さが、歩いてみると程よい猥雑さが居心地よく感じられた。
道の狭さに加えて石畳がなんとも良い感じ。
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誰もがメインストリートと分かる大きな道路があると、散策の中心はどうしてもそのメインストリートを
軸にしてしまいがちであるが、この街はどの通りも主張しすぎていないところがなんとも言えない
居心地の良さをつくっていた。
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女性向け衣料品のお店、靴屋が多かった。

ふらふらと街をあるいていると…
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ショーウィンドウにところ狭しと敷き詰められたパン屋に誘われる。
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メキシコはパンの種類が豊富かつ安い。
バゲットのようなシンプルなパンは10円くらいで買えるし、ちょっと凝った菓子パンも20~30円くらい。
100円あれば山ほど変えてしまうので、メキシコに入ってからはちょくちょく行動食にパンを食べていた。

パンの入った紙袋を小脇に抱えてまたふらふらと。
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メキシコは屋上で飼われている犬が多い。
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Rio・Grande。露店は少ないけれど、なかなか素敵な街だなぁ。

それで翌日。
相変わらずお腹の調子は良くない。
むむ…


じゃあ出発延期で。
昨日でほぼ中心部は歩き尽くしていたが
今日は休腸日ということでお腹を休ませることに専念。
スーパーで発見したヤクルトとシリアルでなるべくお腹に優しい食事。
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さらに翌日はさすがに出発。何もないこの街に3泊はさすがに飽きてしまう。
本日はフレスニヨまで。ここも割と大きな都市だそうだ。

途中、お昼休憩に寄った露店ではご主人のご好意でご馳走してもらった。
美味しかったです、ありがとうございます。
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あっという間にフレスニヨへ。
ここも中心部は石畳で自転車泣かせ。
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尋ねたホテルは満室で、代わりに200ペソのホテルを紹介してもらう。
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値段相応の小さな部屋だが、一つだけ利点が。
フロントの目の前の部屋だったため、Wi-Fiの電波がマックス!
大抵のホテルはフロント辺りに無線ルーターを設置してあるので、フロントから遠いと部屋から電波をキャッチできない
場合があるのだ。

で、この街でも特に何をするわけでもなく2泊してしまいました。
メキシコ入ってから、ホテル代が安くなったのもあり、歴史的な円高のお陰で物価がとても安くなったの有りで
随分のんびりしてしまっているなぁ。
サカテカスは目の前に見えているのに…
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